冬に雪が積もったら道が凍ったりする地域ではスタッドレスタイヤが必需品です。
自分の命を守るタイヤには気を使いたいです。

でも安いに越したことはないよね
そして、一度買ったら長く使いたい!
そんな方に役立つ、
- スタッドレスタイヤを安く購入する方法
- スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法
- やってはいけないNG行為
について解説します。
スタッドレスタイヤの価格を抑える方法
スタッドレスタイヤを購入する際に気をつけると良いポイントを紹介します。


スタッドレスタイヤを安く抑える方法
- 安く購入できるのはネット通販
- 安く購入できるのは9〜10月
- 型落ち品は安くなる
- 海外製のタイヤも安い
1. ネット通販で購入する
タイヤをネット通販サイトで購入すれば、店舗で購入するのに比べてかなり安くなります。
もちろん、取り付け対応店舗の手配も簡単にできます。
例えば、楽天市場やTIREHOODでは、タイヤ交換チケットを同時購入し、提携業者を選べばOKです。
ネット通販では、店頭への輸送費、在庫費、販売員の人件費などが削れます。そのため、価格を抑えられるのです。
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2. 冬シーズンを外して購入する
スタッドレスが必要なハイシーズンになると、放っておいてもタイヤが売れます。
つまり、お店側からするとわざわざ安売りをする必要がないわけです。
そのため、少しシーズンからズレたタイミングで購入すると他の季節よりもお得に購入することができます。



特に、9〜10月が1番安くなる
傾向があります。
気温も20℃を超え、皆さんそちらに意識がいかないため、売れ行きも悪く安くなっているというカラクリです。
3. 型落ち品を購入する
スタッドレスを含むタイヤは、毎年のように新モデルが登場します。
もちろん、性能的に進化しているのは間違いないです。
でも、本当に最新性能を追い求める必要がありますか?
型落ち品は店舗からすると価値の低い在庫です。
そのため、安く売ってでも在庫をなくそうとするため、お得に手に入れることができます。
4. 安い海外製のスタッドレスを買う
アジア系の輸入タイヤであれば、国産のものより安く購入できます。
一昔前であれば、アジアンタイヤは品質が悪いのが常識でした。ただ、最近では国産品との差も小さくなってきました。
とは言え、安心を求める人はやはり国産タイヤを履くのがおすすめです。
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5. スタッドレスタイヤはインチダウンする
基本的に車のタイヤは、扁平率の低いタイヤの方が価格が高くなります。
そのため、履いてる時期の短いスタッドレスタイヤは、あえてインチダウンするという方法があります。
もちろん、併せてホイールも購入する必要がありますが、それでもインチダウンした方が安い場合はあります。



夏タイヤと冬タイヤをホイールごと交換するようにすれば、自分でも簡単に交換できますね
【注意】中古スタッドレスはできればやめておこう
スタッドレスに限らず、安いという理由だけで中古タイヤを購入するのはやめた方がいいです。
- タイヤの品質が把握しずらい
- タイヤの寿命が短い
などが理由として挙げられます。
プロが保証する信頼できるお店であればともかく、ネットオークションなど個人間の売買だけは絶対にやめましょう。



買うなら信頼できるお店で!
スタッドレスタイヤのNG行為


ここでは、スタッドレスタイヤを利用する際に、これだけはやってはいけないというNG行為について紹介します。
タイヤを長持ちさせるためだけでなく、安全に車を走らせるためにも重要です。
1. スタッドレスタイヤを夏に履く
スタッドレスタイヤは、夏タイヤと比べて柔らかいゴムを使用しています。
そのため、以下のような問題が起こりやすくなります。
スタッドレスタイヤを夏に履いてはいけない理由
- 寿命が短くなる
- 雨の日は滑りやすくなる
- 燃費が悪くなる
- 炎天下時はバーストしやすくなる
- 走行時のノイズが大きくなる
- ブレーキが効きにくくなる
冬であれば問題なくても、夏の暑い時期になるとさらにゴムは柔らかくなります。
そのため劣化が早く、事故の原因となるため、夏はスタッドレスを履かないようにしましょう。
どうしてもと言う場合は、オールシーズンタイヤという選択肢もあります。ただし、スタッドレスタイヤほど雪道の走行性が高くないので、過信しないでください。
関連 ≫ オールシーズンタイヤは本当に全ての季節で使えるの?
2. むき出しで保管する
ゴムは紫外線に弱いです。
野ざらしでスタッドレスタイヤを保管した場合、紫外線により激しくダメージを受けてしまいます。
また、盗難やいたずらの危険性も高くなります。
保管場所は屋内がベストですが、やむを得ず外に置く場合は、UVカット効果のあるタイヤカバーやケース内に入れ、日の当たらない場所に保管しましょう。
3. ひび割れたタイヤを使う
タイヤのひび割れは、タイヤ内部のコードに達しない限りは継続使用は可能です。
ただし、クラックがタイヤ内部のコードに達している場合は、交換が必要です。
タイヤひび割れの目安は以下のページを参考にしてみてください。
一般社団法人日本自動車タイヤ協会:タイヤ安全ニュース No.72
4. スリップサインが出ているタイヤを使う
タイヤのスリップサインとは、残り溝の深さ1.6mmを示す目安となる目印です。
タイヤがすり減ると溝がなくなり、スリップサインが出ます。
タイヤの摩耗による使用限度は残り溝深さが1.6mm以上と決められています。
溝が十分にないと、雨や雪の日はタイヤからの排水が間に合わないようになり、ツルツルと滑ってしまいます。
要は、安全に走れないのです。


夏タイヤ、スタッドレスタイヤに関わらず、スリップサインが1箇所でも出ると、そのタイヤは使用してはいけないことが法律でも定められています(当然、車検にも通りません)。
スタッドレスタイヤを長持ちさせるコツ|保管方法と点検


1. シーズンオフの保管方法
スタッドレスタイヤを使用しない季節は、次のことを意識して保管しましょう。
正しいスタッドレスタイヤの保管方法
- 屋内の風通しがいい冷暗所に置く
- 屋外ではカバーやケースを活用する
- 空気は少しだけ抜いておく
- タイヤだけなら立てて保管
- ホイール付きなら横向き積み重ねる
タイヤは紫外線と熱に弱いため、屋内に保管するのが基本です。
やむを得ず屋外で保管する場合は、タイヤカバーやケースを利用して保管します。また、建物の影など直射日光が当たりにくい場所がおすすめです。
また、タイヤにかかるストレスを最小限にするため、タイヤの空気は抜いておく(指定空気圧の半分くらい)。
ホイールタイヤ付きで有ればホイールの重さで変形しますので、寝かしておきます。
これだけで、タイヤの保管状況は格段に良くなります。
2. 空気圧の点検
スタッドレスタイヤを使用している時は、タイヤの空気圧を適切にしておくことで長持ちさせることができます。
特に、空気圧が低いとタイヤが潰れ、
- 燃費が悪くなる
- 雪上走行性が悪くなる
- タイヤが片減りする
原因となります。
特に3番目が、タイヤの寿命に直結するので注意が必要です。
最低でも月に一度は空気圧を確認するようにしましょう。
【まとめ】スタッドレスタイヤはお得に買って長持ちさせるのが一番
この記事では、
- スタッドレスタイヤをお得に買う方法
- スタッドレスタイヤを長く使う方法
について解説しました。
もちろん、夏タイヤについても同じことが言えます。
気になった方はコチラの記事もご覧ください。



