
あの車が月々10,000円以下…
すごくお得じゃない?



ちょっと待って!
それは本当に10,000円以下なのかい?



だって広告にそう書いてあるし…



それは年2回、ボーナス月に支払いが加算されるタイプかもしれないよ!
カーリースの広告を見ていると、月々9,800円〜とか、車の値段に対してすごく安い値段を見かけることがあります。
でも実は、ボーナス月に多めに支払っているだけのことが多いのです。



ボーナス払いは便利だけど、
危険な側面もあるから注意しよう
この記事の内容
- カーリースの支払い方法には、「均等払い」と「ボーナス加算払い」がある
- 「ボーナス加算払い」は便利なように見えて、危険もある
- 支払い方法は、必ず総額で比較しよう
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そもそもボーナス払い(ボーナス加算)とは
まず、カーリースの支払い方法には、次の2種類があります。
- 均等払い
- ボーナス加算払い
ボーナス加算払いでは、年に2回、ボーナス月に他の月よりも多めにリース料金を支払います。
そのため、他の月の支払いをグッと安くできるのです。
ほとんどのサービスでは、利用者が均等払いとボーナス加算払いを選ぶことができます。



通常ら契約期間の途中で支払い方法を変更することできないよ!
注意してね!
ボーナス払いが危険で損な3つの理由


カーリースだけでなく、残価設定ローンなどでも、ボーナス加算払いによって月々の支払いを安く見せている商品があります。
これらのサービスは、一見便利なように見えて危険もはらんでいますので、理解してから利用するようにしましょう。
理由① ボーナス月の支払いがかなり高い
普段の支払額が安いからといって油断しやすいですが、6ヶ月に一回、ドカンと支払いがふえます。
ボーナス払いは、普段の支払額に上乗せでかかって来ます。つまり、
月々の支払額 + ボーナス加算分
これが半年に一回です。
せっかく車に関する支出を一定化しても、大きな出費が定期的に来るのは望ましいことでしょうか?
ボーナス払いはカーリースの最大のメリットをダメにしてしまう原因となるのです。


理由② ボーナスが必ず出るとは限らない
賞与とは「定期または臨時に、原則として従業員の勤務成績に応じて支給され、その額があらかじめ定められていないもの」とされています。
労働基準法第24条第2項の例外、昭22.9.13発基17号
法律の条文が示すとおり、ボーナスはその時の業績・成績によって変動します。
多い時があれば少ない時もある。
そんな不安定な収入を信じてボーナス加算にしてしまうと、当てが外れた時に大変なことになりますよ!
理由③ 結局は総支払額が安くならない
同じ車で、ボーナス払いあり・無しを比較すると、必ずしもではありませんが、ありの方が総支払額は高くなりがちです。
たしかに、その差額は大きなものではありませんが、少しでも節約したいのであれば、得策とは言えません。
じゃあボーナス払いのメリットって何?



支払いが安くなったように感じる。



それだけ…?



ボーナス払いにしたところで総支払額が減ることはないよ。
だから、気分の問題なんだよ。


ボーナス加算ありを利用する場合でも、必ず総額で比較しよう


ボーナス払いを利用する場合、どうしても月々の支払額の安さにばかり目が行ってしまいます。
ボーナス加算分が意識から抜け落ちていた場合、いざ支払いの時になって「お金が足りない」となっては大変です。
必ず、支払総額をチェックし、その金額が自分にとって無理のない範囲かどうか考えてから、検討するようにしましょう。



そもそもうちの会社、ボーナス人てなかった…



だめだこりゃ…
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