カーリースが税金込みで月々1万円以下!?めっちゃお得じゃん!
もしかしたら、それってやばいかもよ?
たまに見る、とんでもなく安いカーリースの広告。実はそこには落とし穴も潜んでます。
なぜなら、月々の支払いのほかにも、ボーナス時に追加で支払う必要があるから。
実質、もっと高いってこと?
そういうこと。
本サイトではおすすめのカーリースについて紹介していますが、支払いはボーナス加算なしをおすすめしています。
このページでは、ボーナス払いの危険性と、ボーナス加算なしを推す理由について解説します。
ボーナス払いなしでもお得なカーリースについても紹介するよ!
- ボーナス払いのメリット・デメリット
- ボーナス加算なしをおすすめする理由
- ボーナス払いなしでもお得なカーリース
関連 ≫ カーリースの仕組みをわかりやすく解説!
カーリースにボーナス払いなしを選ぶべき理由
ではなぜ「ボーナス払いなし」がいいのか。その理由について解説していきます。
ボーナス払いのデメリット
ボーナス払いが危険なのは、デメリットによるリスクが大きいためです。
- ボーナスが少なくなった時に返済が困難になる
- 雇用体系の変化に対応できない
- 途中で契約内容が変更できない
それぞれの詳細を解説していきましょう。
ボーナスが少なくなった時に返済が困難になる
ボーナスの額は毎年一定ではありません。会社や個人の業績で変動します。
ボーナスが少ない年にはカーリースの支払いが予想よりも重たく感じるかもしれません。
カーリースの月々の支払いで家計がカツカツの場合、万が一ボーナス支給額が減った場合に支払いが困難になります。
少なくとも半年分、できれば一年分の支払額以上の予備費用は準備しておきましょう。
給与体系の変化に対応できない
大企業のサラリーマンや公務員など、給料の安定している職業であればボーナス払いのリスクは小さいです。
しかし、そこから独立やフリーランスになったりして、ボーナスのない職業に就いた時はどうなるでしょうか?
無くなりはしなくても、
転職でボーナスが減る可能性もあります。
そのような中でボーナス月の支払額を多く設定していると、足りない分は貯金から出して支払う必要があります。
途中で契約内容が変更できない
ボーナス払いが困難になった場合でも、カーリースでは途中から均等払いへ返済方法を変えられない場合がほとんどです。
ボーナス払いの金額が多いほど家計への負担は大きくなります。
これらのリスクがあるため、ボーナス加算をするにしても、しないにしても、余裕のある資金計画が必要です。
「ボーナス払いなし」にするメリット
逆に、どうしてボーナス払いなしがいいのでしょうか?
それには2つの理由があります。
- 支払額が安定している
- 明確な予算設定
どういうことか、順に見ていきましょう。
安定した支払い
ボーナス払いなしのカーリース契約を選ぶ最大のメリットは、毎月の支払い額が変わらないことによる安定感です。
予期せぬ出費が生じたとしても、カーリースの支払い額が変わらないため、その分の調整がしやすくなるでしょう。
特に定期的な収入があるけれども、ボーナスが不安定、あるいは存在しないという場合です。毎月の支払いが一定であることが、精神的な安心感につながります。
明確な予算設定
カーリースの支払いをボーナスに依存しないことで、個人または家庭の予算を明確に設定できます。
事前に毎月の支払い額が分かっているため、それに応じて他の出費の計画を立てることができます。
たとえば、住宅ローンや学費、日常の生活費など、他の固定費とのバランスを取りやすくなります。予期せぬボーナスの減少や失業などのリスクがあったとしても、車の支払いについてはすでに計画が立てられているため不安はありません。
このような透明性と予測可能性は、特に家計に余裕が少ない家庭にとって重要です。
ボーナス払いに依存してしまうと、ボーナスの支払い期に十分な資金がない場合に、他の重要な費用を削減する必要がでてきます。
ボーナス払いなしであれば、こうしたリスクを避けながら、経済的な安定性が得られます。
総じて、ボーナス払いなしの選択は、金銭的な安定性を求めると同時に、長期的な財政計画を確実に立てたいと考える人にとって賢明な選択肢となります。
そもそもボーナス加算とは|仕組みを解説
順番が前後しましたが、そもそもボーナス加算とは、カーリースの月々の支払いに加え、年に2回、ボーナス時期に追加で支払う方式を指します。
これにより、月々の支払いを少なくすることができます。
一般的にサラリーマンや公務員をしていれば、年に2回、夏と冬に月給とは別にボーナスが支払われるのが一般的です。
このボーナスを利用して、大きな一時金を支払うことで、月々の支払額を減らすことが可能になります。
ボーナス払いは年間支払額の再配分
通常、カーリースの支払いは毎月均等に分割されます。
一方でボーナス加算を選ぶと、年間の支払額の一部をボーナス時の支払いに振り分けます。
これにより、月々の支払額が減少し、日々の生活費の余裕が生まれます。
例えば年間の支払額の30%をボーナス加算に加えると、月々の支払額も30%安くなります。
ボーナス時期の支払い
日本におけるボーナスの支払い時期は通常、夏と冬にあります。
この時期に合わせて、一般的な月額支払いよりも大きな一時金を支払います。この額は契約時に決定され、通常、契約者の希望に基づいて設定されます。
そして一度設定すると、基本的に契約中に変更することができません。
なら、ボーナス払いのメリットは?
ボーナス払いのメリットは、月々の支払いが少なくなることが挙げられます。
具体的には以下のとおりです。
- 月々のキャッシュフローの改善
- ボーナスの有効活用
- 契約方法の選択肢の拡大
メリット1. 月々のキャッシュフローの改善
毎月の支払い額が低減される
ボーナス払いを選択する最大の利点は、月々の支払いが減ることです。これにより、日常の生活費に余裕が生まれ、他の支出にも柔軟に対応できるようになります。
資金の流動性
月次の支払いが少ないと、その分、急な出費や投資、貯蓄や投資に回すことができる金額が増えます。特に資金の流動性を重視する人にとっては、ボーナス払いが有利に働くことがあります。
メリット2. ボーナスの有効活用
ボーナス払いは、ボーナスを効果的に使用する一つの方法です。ボーナスを貯金するだけという人にとっては、カーリースの支払いにあてることが計画的な家計管理の一つです。
メリット3. 契約方法の選択肢の拡大
ボーナス払いはカーリースの契約オプションを拡大し、より多くの選択肢から選べるようにします。
ボーナス払いを含めることで、より高価な車種をリースすることも可能になるかもしれません。
おすすめはできないけどね。
ボーナス払いなしでも月々の負担を減らすカーリースの選び方
カーリースにおける月々の支払いを抑える方法は、ボーナス払いだけではありません。
賢く契約を選ぶことで、金銭的な負担を軽減しながらも、ボーナスの支払いに頼らない計画を立てることが可能です。
例えば、以下のような方法があります。
- 長期契約をむすぶ
- 頭金をいれる
- 予算にあったリーズナブルな車種を選ぶ
- 人気車種を選ぶ
- トータルコストで考える
長期契約で月々の支払額を下げる
カーリース契約を長期に設定することで、リース期間全体にわたって支払い総額を分散させることができます。
そうすることで、毎月の支払い額が減少します。
また、長期契約ではリース期間終了後にそのまま車がもらえるサービスが多いです。
車がまだまだ乗れる状態であれば、そのまま乗り続けられるのもメリットのひとつです。
初期費用の増額(頭金)
カーリースの初回に支払う頭金を増やすことで、残りのリース期間の月々の支払額を減らすことができます。
頭金を増額することで、予算を前倒しで支払うことになりますが、これにより将来の月額支払いが低減されます。
ただし、初回に多額の現金を用意できるかどうかがこの選択肢を利用する際の重要な検討事項です。
予算に合った適切な車の選択する
必要以上に高価な車や余計なオプションを選ばず、自分の必要とする機能やサイズに見合った車種を選ぶことで、無駄な支出を避け、月々の支払いを適正に保つことができます。
また、燃費が良く、メンテナンスコストが低い車種を選ぶことも、月々の経済的負担を減らすための重要な要素です。
リース期間中の維持費も考慮に入れて、総コストが最小限に抑えられる車種を選択しましょう。
人気車種を選ぶ
カーリースには、契約終了時となる3~7年後の残価(残存価値)を設定して、残価を除いた金額を分割で支払います。
車の人気と残価関係については関連があります。人気が高い車種は中古車市場でも人気が高く、高く買い取ってもらえます。売却額が高い方が、残価を大きくとれるため、月々の支払いを少なくすることができる可能性があります。
トータルコストで考える
月々のリース料だけでなく、保険料、税金、燃料費、メンテナンス費用など、車両の総保有コストを評価することが重要です。
これらのコストを総合的に把握し、バランスの取れたリースプランを選ぶことが重要です。
カーリースはボーナス払いなしがおすすめ
ボーナス払いは一見魅力的に思えます。
月々の出費を抑え、ボーナス時にまとめて支払うことで一時的な金銭的余裕を得ることができるからです。
しかし、これには大きなリスクが伴います。ボーナスの金額は年によって変動する可能性があり、経済情勢や個人の職業状況によっては、期待していたボーナスが得られないことも考えられます。その結果、予定していた支払いが困難になることもありえます。
一方で、ボーナス払いなしのプランを選択すると、毎月均一の支払いになるため、予算計画が立てやすく、家計の管理もしやすくなります。突発的な経済的変動があったとしても、月々の支払い額が変わらないため、金銭管理がより予測可能です。
また、ボーナス払いなしでも支払いを軽減する方法は存在します。
例えば、リース期間を長くする、頭金を設定する、またはリーズナブル車を選択するなどの方法があります。これにより、長期的な視点で見たときの経済的負担を減らすことが可能です。
総合的に考慮すると、ボーナス払いは一部の人にとっては適しているかもしれません。しかし、多くの人にとってはボーナス払いなしの方が、安定した家計管理と長期的に安心感のある暮らしができます。
カーリース契約を選ぶ際には、自分自身の生活スタイル、経済状況、そして未来の不確実性を慎重に考慮し、最も合理的でリスクが少ない選択をすることが賢明です。
\ 車のサブスクをまるっと解説! /