- 車を持ちたいけど、最近の車は高い!
- でも中古は嫌だ!
- メンテナンスとかめんどくさい!
そんなあなたには月々一定の料金で、車検やメンテナンス費用もコミコミになった車のサブスク・カーリースがおすすめです!
カーリースはデメリットだらけ?
仕組みがよく分からいと噂ばかりが気になって不安になりますよね。
そんなあなたにこの記事では、以下のことを解説しています。
この記事の内容
- 『車のサブスク』『カーリース』の仕組み
- 購入・レンタカー・カーシェアとの違い
- 所有するのと比較した時の、メリット・デメリット
- 『車のサブスク』『カーリース』がおすすめできる人
車のサブスク・カーリースをもっとざっくりと知りたい方はこちらから!
\ 車のサブスクをまるっと解説! /
車のサブスク・カーリースの仕組み
まず、車のサブスク・カーリースはどのようなサービスでしょうか?
車のサブスク・カーリースは車を借りて乗るサービス

車のサブスク・カーリースとは、月々定額の料金を支払ってリース会社が所用している車を借りるサービスです。
車を購入すると、購入費用に加えて手数料や税金が必要になります。
さらに車を所有し続ければ、税金・車検・メンテナンス、そのたびにお金を支払う必要があります。
しかし、車のサブスク・カーリースではそれらの費用が利用料に含まれています。
そのため、都度大金を準備する必要がなくなり、家計管理がしやすくなります。
車には乗りたいけど、
"大金を用意できない"
"面倒ごとは全て業者にお願いしたい"
といった方々におすすめのサービスです。
レンタカー・カーシェアとの違い
では、車のサブスク・カーリースは他の車を借りるサービスである「レンタカー」、「カーシェア」とはどう違うのでしょうか?
まず、レンタカーとカーシェアのサービスは次のような特徴があります。

レンタカー
- 業車所有の車を期間貸し
- 店舗に行って借りる・返却
- 数時間〜数ヶ月のレンタル
- ガソリン満タンで返却
カーシェアリング
- 業者所有の車を会員間で共有する
- 車のある駐車場に行くだけで非対面
- 数時間〜数日単位で利用 ガソリン満タン返し不要
では、車のサブスク・カーリースの特徴にはどのような違いがあるのでしょうか。
車のサブスク・カーリース
- 業者に自分用の新車を用意してもらう
- 数年単位の契約期間
- 利用期間中は自分の車のように使える
- 月々定額支払い
つまり、より所有しているのに近い状態で車を借りられるのが、「車のサブスク・カーリース」です。
「車のサブスク」と「カーリース」の違い
「車のサブスク」と「カーリース」は言い方が違うだけで、サービスの内容は同じです。
業者によって言葉の使い方が異なるだけなので、利用者はまったく気にする必要ありません。
利用料金の仕組み
車のサブスク・カーリースの利用料金は、次のような費用をひっくるめた上で決まります。

- 車両本体価格(残価除く)
- 税金(取得税・重量税・自動車税等)
- 各種手数料
- 自賠責保険料
- 車検費用
- メンテナンス費用
- 任意保険料
基本的に、1〜4についてはどのサービスも料金に含まれています。
5〜7については、サービスによって含まれていたり、オプションになっていたりと様々です。
残価設定はゼロの場合もあり、そのサービスの多くは、月額は高めですが最終的に車がもらえるものになります。
契約期間が長かったり、月々の支払額は高めですが、購入する感覚で利用することができます。
支払い方には、「毎月均等払い」と「ボーナス月加算」がありますが、賞与額は毎回変わることもあり、ボーナス加算の場合は注意が必要です。
また、駐車場料金やガソリン代は月額に含まれることはありません。
本当にデメリットだらけ? – 車のサブスク・カーリースのメリットとデメリット

車のサブスク・カーリースのサービスについて分かったところで、そのメリットとデメリットが何なのかを解説します。
車のサブスク・カーリースのメリット
- 初期費用がかからない
- 支払い額がずっと一定
- 税金・諸費用込みで分かりやすい
- 短いサイクルで車を乗り替えやすい
- 「わ」・「れ」以外の普通ナンバーで利用できる
初期費用がかからない
車のサブスク・カーリースは、車の購入(現金・ローン)と違って初期費用ゼロで乗り始められます。
支払額がずっと一定
契約期間中はずっと定額です。税金・車検・メンテナンス含めて月額に含まれています。
サービスによってはオプション扱いとなっている場合があるので、注意が必要です。
税金・諸費用込みで分かりやすい
利用料に税金・諸費用が含まれていますので、追加で必要なコストが駐車場代やガソリン代くらいです。
非常に分かりやすい構造になっています。
短いサイクルで車を乗り替えやすい
契約は3年〜7年が多く、そのサイクルに合わせて乗り換えることができます。
乗り換える際にも手数料が不要なので、新車を短いサイクルで乗り換えることができます。
「わ」・「れ」以外の普通ナンバーで利用できる
車のサブスク・カーリースは自家用車扱いになります。そのため、借りている車ではありますが、レンタカー用の「わ」「れ」ナンバーではありません。
周りから見ても所有しているのと変わりません。
車のサブスク・カーリースのデメリット
- 契約期間は中途解約できない(解約金が必要)
- 契約するためには審査が必要
- 残価精算のリスクがある
- 走行距離制限がある
- 改造・カスタマイズに制限がある
- 車が自分のものにならない
- 支払い総額が高くなる可能性がある
契約期間は中途解約できない
契約の際に契約年数を決める必要があります。
契約期間中に解約するには、割高な中途解約金を支払う必要があります。
海外転勤や、利用者に不幸があった際には解約が可能な場合はあります。
また、『KINTO』や『リースナブル』では、中途解約が可能となるプランもありますので、チェックしてみましょう。
契約するためには審査が必要
車のサブスク・カーリースを契約する際には、審査に申し込み、通過する必要があります。
月々のリース料を払い続けられるか、事前に確認をされるわけです。
特に、主婦など安定した収入のない人は、家族名義で契約するなどの対策が必要です。
残価精算のリスクがある
契約満了時に車を返却することとなります。その際に、車の状態が悪く、想定していた価値が残っていないとその差額が請求されることになります。
残価設定の責任が自分にある、オープンエンド型の契約の場合は特に気をつけましょう。
走行距離制限がある
多くの場合、ひと月の走行距離に制限があります。サービスによってまちまちですが、500〜1,500kmと決められています。
返却時に設定した距離を超えていると、1km当たりいくらと言う形で追加精算が必要となります。
「MOTAカーリース」や「カルモくん」などの車がもらえるプランならその心配はありません。
改造・カスタマイズに制限がある
基本的に、契約満了後は車を返却することになります。その際、経年劣化は別として、元の状態で返却することが求められます。
こちらも、守らなければ復帰費用が追加精算となります。
「MOTAカーリース」や「カルモくん」などの車がもらえるプランならその心配はありません。
車が自分のものにならない
車のサブスク・カーリースはあくまで、"車を借りて乗る"スタイル。
ステータスとして車の所有にこだわる人には向いていません。
支払い総額が高くなる可能性がある
車両価格にリースとしての手数料や金利がのっかります。
そのため、"同じ車を購入して、同じ年数乗ったあとに売却した場合"と比較して総額が高くなる場合があります。
その分、保証は手厚くなることも事実です。
車のサブスク・カーリースのリスクに備える方法とは?
このように、車のサブスク・カーリースにはデメリットがあります。
特に不安を感じやすい以下の部分に関して、その対処方法を解説します。
車のサブスク・カーリースで特に注意すべき点
- 中途解約ができない
- 「月々1万円台から」に騙されない
- 車を返却しないといけない
無理のない契約期間・費用で利用する

カーリース契約の期間や料金を選ぶ時には、ご自身のライフプランに合わせて無理なく支払いやクルマの使用ができる期間を選びましょう。
カーリースのサービスの広告には、「月々1万円台から!」などといううたい文句をよく見ます。
しかし、こちらは別途ボーナス払いが設定されており、1回20万、30万など油断しているとそこで痛い出費になってしまいます。
また、20代30代など、ライフステージの変化が大きい年代は長期間のリースは避けた方がベターです。
乗り替えやすい時に乗り替えられないのは、子供が生まれたら転勤などの際に不便です。
万が一の時に備える

長期契約を結ぶことになるカーリースの場合、事故に遭った時のリスクもあります。
いくら自分が気を付けて運転していても、巻き込まれなど事故の危険を100%避けることはできません。
全損事故を起こしてクルマが使用できなくなると、リース契約は強制終了になります。
その際の高額な違約金はカーリースのリスクのひとつです。
カーリース専用など、リスクに対処できる保険に加入して備えましょう。
(例えばKINTOは保険込みのプランです)

車のサブスク・カーリースの仕組みから考える向いている人・向いていない人とは?

では、どのような人が車のサブスク・カーリースに向いているのでしょうか?
当サイトでおすすめするのは、次のような人たちです。
車のサブスク・カーリースに向いている人
- 頭金なしで車に乗りたい人
- 月々の家計管理を楽にしたい人
- カスタマイズに興味がなく、車は乗れればいい人
- 車の面倒な手続きやメンテナンスを全て任せたい人
逆に以下のような人は、車のサブスク・カーリースの利用は控えた方が良いでしょう。
- 仕事や通勤などで走行距離が多い人
- 車をカスタムしたい人
- 一台の車に長くなりたい人
- ライフステージの変化が読めない人
このような人は、デメリットの影響が大きいため、おすすめできません。
よくある疑問点

- リースした車の持ち主はだれになりますか?
-
リースした車の車検証上の持ち主(所有者)は「リース会社」となります。
また、使用者は借り主です。 - リース期間の長い、短いはそれぞれどのようなメリット・デメリットがありますか?
-
リース期間が短いと、常に新車に近い状態で乗れること、リース期間中に故障が起こる可能性が低いです。ただし、リース料金は高くなります。
一方でリース期間が長い場合は月額が安くなりますが、新車への乗り換えがしづらく、柔軟な乗り方は難しくなります。 - カーリースに審査が必要?
-
クレジットカードを作るときや住宅ローンを組むときと同じように、カーリースの契約にも審査があります。
審査では、おもに年収や収入の安定性、資産、債務履歴、カーリース以外の債務状況など、リース料を払い続ける能力があるかどうかを見られます。 - 中途解約はできますか?
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基本的にはできません。ただし、事故で車が使用できなくなったり、死亡もしくは傷害・疾病等により運転困難となった場合には解約できる場合もあります。
詳しくは、各サービス会社にお問い合わせください。 - ナンバープレートはレンタカーのように「わ」「れ」になりますか
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なりません。購入した自家用車と同じく、通常のナンバーとなります。
- 法人でもカーリースは利用できますか?
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できます。経費として計上することも可能です。
ただし、個人の場合と契約条件が異なる場合があります。詳しくは、各サービス会社にお問い合わせください。
車のサブスク・カーリースはメリットもあり!さっそく検討をしてみよう

今回は、車のサブスク・カーリースの仕組みとメリット・デメリットを中心に解説しました。
サービスの比較についてもまとめていますので、ぜひこちらの記事も参考にして、検討してみてください。
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